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【社説】「魔女狩り…」 米第2師団のコンサートとイン・スニさんの涙

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.13 08:38
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今月10日、京畿道議政府市(キョンギド・ウィジョンブシ)の主催で開催されたが、招待歌手がほとんど参加せず当初の予定通り進まずに終わった「米第2師団創設100周年記念スーパーコンサート」の波紋が今も静まらないでいる。

この行事を総括した公演企画会社関係者によると、このコンサートのコンセプトは韓米同盟の和合と癒やしだった。韓国戦争(朝鮮戦争)による戦死者だけでなく、2002年に米軍装甲車に轢かれて亡くなった故シン・ヒョスンさんシム・ミソンさん事件の悲しみを癒そうとの趣旨で、公演冒頭には2人の女子学生に対する追悼の時間も設けられていた。しかし、招待歌手であるガールズグループEXID側が、イベント2時間前にファンカフェに「所属アーティストの身辺および精神的被害などのおそれがあると判断して出演を取り止める」とする告知を掲載してコンサートに参加しなかった。数日前から一部市民団体のメンバーから「コンサートに参加したら黙っていない」とする脅迫性の圧力を受けていた結果だという。歌手イン・スニさんやCrying Nut(クライングナッツ)はイベント場所にやってきて10分前まで舞台に立とうと準備していた。だが、どこからか電話やSMS(文字メッセージ)を受け取った後、ステージに立つことを断念した。イン・スニさんは「魔女狩りは嫌いだ。亡くなった米軍兵士の方々やヒョスンさん・ミソンさんを追慕するという趣旨に共感してここまで来たのに、魔女狩りをされているような感じだ。そのようなことでは生きていけない」と言って涙を流していたという。

 
共に民主党所属のアン・ビョンヨン議政府(ウィジョンブ)市長は12日の謝罪記者会見で、「今回の事態の発端は、一部の進歩メディアと市民団体が出演歌手や所属事務所にSNSを通じて人身攻撃性の悪質な掲示文を載せたり、個人別に集中非難などを浴びせたりしたため」と述べて遺憾を表明した。

全国民主労働組合総連盟(民主労総)や労働党関係者らは、5月末から、「ヒョスンさん・ミソンさん事件15周忌を3日後に控え、その加害者である米軍のために行事を行うというのは話になるか」として公演中止を強く要求してきた。

このように、コンサートがうまくいかなかった直接の原因は一部団体のSNS暴力だが、議政府市の一方通行式行政も問題だ。米第2師団創設記念日は10月26日だが、わざわざ4カ月余りも前倒しして行事をやる必要があったのかということだ。このため「行事日は来年の平沢(ピョンテク)基地移転に伴う兵力移動と指揮部交替などを考慮した米第2師団側の要請で決めた」というアン市長の釈明は全く腑に落ちない。

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